どんな子でも集中して勉強できる「15分間集中法」 東大理三に3男1女を入れた佐藤ママの声かけ

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教科書とノートを机の上に置く、鉛筆を削っておくといったサポートがあると、子どもは親の優しい気持ちを感じて、やる気が出ます。

勉強の準備は全部子ども自身でやることが大事だと思っているお母さんも少なくないようですが、私は、子どものやる気を引き出すためには、親は何でもやってあげたらいいと思っています。子どもが勉強をやりたがらないときに、声かけだけですべて解決しようとしても無理です。声かけに加えて、子どもが勉強にとりかかりやすい環境を作り、親が勉強前の準備を手伝うことも大切なのです。

そのうえで、やる気になるような声をかけてください。ただ「勉強しなさい」「宿題をやりなさい」と言うのはNGで、具体的に内容を示すことがコツです。

たとえば、明日漢字のテストがあり、10個の漢字を覚えなくてはならないとします。「10個全部を一度に覚える」となると、子どもにとってはハードルがかなり高くなり、ちょっと面倒に感じてしまいます。ですから、「夕食ができるまでに、とりあえず3個だけやって」とか、「とりあえず3つだけやろうか」と具体的な声かけをしてハードルを低くするのです。

10個全部が残っていると憂鬱で気が重いけれど、3つだけでもやれば少し気が楽になり、「夕食後に続きをやろうか」という気になります。3つがつらいときには、「とりあえず1つやろうか」でもいいと思います。「とりあえずとりかかる」ことが大切なのです。

やるべき内容と量を具体的に言えば、子どもは「やってみようかな」と思ってくれるでしょう。

自分の子どもの「やるべき勉強」を把握しておく

このような具体的な声かけをするためには、お母さんが「テストがいつあるか」を知っているだけでは不十分で、テストの範囲も知らないと声かけができません。具体的な声かけをするためには、子どもが学校や塾で何を学んでいるか、どのような宿題が出ているか、テストの時期や範囲などについて把握しておく必要があるということです。そして、やるべき量と重要性を把握して、それぞれに優先順位をつけて声かけを変えなくてはなりません。

こうした前提の知識がないと、子どもに有効な声かけができませんが、子どもの勉強について具体的に把握しているお母さんが少なすぎると思います。教科書もノートも見たことがなく、学校や塾で何を勉強しているのかについて把握していないのに、ただ「勉強しなさい」と言うのは違いますよね。

子どもがいま何を勉強しているのか、どこが宿題になっているのか、テストの範囲はどこなのかなどについて、つねに把握しておくことが大切です。それらを把握していれば、具体的な声かけをすることができます。この「具体的」が重要で、やる内容を具体的に示すと、子どものやる気を引き出しやすくなります。

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