「デジタルは苦手」を克服するちょっとした心構え 最低限の知識を得たら「習うより慣れろ」で臨む

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PCやスマホなどはしょせん道具にすぎず、私たちの生活を便利にするものである。それらを使うこと自体が目的ではなく、自分が使える部分のみをかじればいい。それ以外のことは無理に覚える必要はない。

最近のデジタルツールは基本的にネットにつながるので、最低限のリテラシー(知識)は必要だ。これは交通ルールのようなもので、知らずに使っていると思わぬ事故に遭ったり、事故を誘発したりする。

ネット上では、本物そっくりのサイトに誘導して銀行やクレジットカードのID、パスワードを窃取するフィッシングといわれるような詐欺や悪質なウイルスメールなどが増えている。手口は日々巧妙になっているが、悪質なメールはパターンが類似しているので慣れてくると見分けることができる。このような最低限のリテラシーを身に付けて、財産や情報を奪われたり、悪用されたりすることがないようにしたい。

デジタルツールを使っていて、困ったことが起こると、すぐに知識のある人に連絡し、解決策を求める人がいる。しかし、知識のある人もそれなりに調べたり、その結果を詳細に伝えたりする必要があり、労力と時間を費やしているわけだ。人の時間はタダではない。

自分で解決する習慣を身につける

現在ではネット上で検索すれば、ツールのおおよその使い方はわかるものだ。トラブルについても、詳しい人のブログや解説記事が見つかるはず。人に尋ねる前に自分で検索して調べてみる習慣を身に付けよう。それがデジタルツールを身近な存在にする近道なのである。

デジタルデータは慎重に扱う必要がある。データは意図的に削除するときだけでなく、紛失したり、機器や記憶装置が故障したりすると簡単に失われてしまう。とくに撮影した写真や作成した文書などは失われると二度と戻らない。

PCに保存した写真データなどは定期的に別のハードディスクやUSBメモリーなどにバックアップを取り、2つ以上の場所に保管しておく。スマホにはネットを介してクラウド上に自動的にバックアップを取る機能があるが、無料で使える容量は限られており、データが多くなると追加で費用を払って容量を購入する必要がある。自分で必要な容量を把握し、バックアップに必要な分が確保できているか確認しておきたい。

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