「デジタルは苦手」を克服するちょっとした心構え 最低限の知識を得たら「習うより慣れろ」で臨む
インターネットの普及からもう四半世紀が経ち、私たちの身の回りはデジタル機器であふれている。そして、それらが使えないとさまざまな場面で不便を強いられる。「デジタル」という響きだけで苦手意識を感じる人もいるはずだ。しかし、日頃のちょっとした心がけで、アレルギーをなくすことはできる。
『週刊東洋経済』の2月28日(月)発売号では「デジタル仕事術」を特集。スケジュール管理からファイル共有、文書管理などデジタルツールの活用術を紹介している。
まずは触ってみることからはじめる
スマートフォンを使っていて便利だと感じた瞬間はたくさんあるはずだ。すべてを使いこなす必要はなく、自分が興味のある分野からまずは使ってみて便利さを実感していくといい。スマホがあれば、調べ物や買い物のみならず、映画や音楽を楽しんだりすることもできるので、食わず嫌いをやめて、まずは触ってみるところから始めよう。
パソコン(PC)、スマホ、タブレットはそれぞれ形状が違い、得意な分野も異なっている。PCは長い文章を打ち込んだりするのには便利だ。スマホは持ち運びに便利だが、画面が小さく、細かい文章を読んだり、入力したりすることには向いていない。反面、動画や情報の視聴という意味では事足りる。タブレットはスマホの画面が大きくなったものと考えればいい。それぞれのライフスタイルや用途によって使い分ける。
デジタルツールに苦手意識を持っていると、「まず習ってからでないと怖くて触れない」と考え、使うことを躊躇してしまう。だが、ここは「習うより慣れろ」だ。自分の興味のあることを優先して、キーボードや画面に触ってみる。このように心がけていれば、気がついた頃にはある程度使えるようになっているものだ。
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