感染爆発中でも北京五輪に期待できる5つの理由 「史上最も関心が低い」と言われつつも盛り上がる
4つ目の理由は、メダル候補が多く、その中に若い選手も含まれていること。すでに多くのスポーツ媒体が北京オリンピックの日本人選手メダル獲得予想を挙げていますが、過去の大会以上にその候補が多いのです。下記にメダル候補とされている主な選手名を挙げてみましょう。
男女ともに若きメダル候補がズラリ
スピードスケート男子・新濱立也選手(25歳)、森重航選手(21歳)
スピードスケート女子・小平奈緒選手(35歳)、高木美帆選手(27歳)
スキージャンプ男子・小林陵侑選手(25歳)
スキージャンプ女子・高梨沙羅選手(25歳)
スキーノルディック複合・渡部暁斗選手(33歳)
スキーフリースタイル男子・堀島行真選手(24歳)
スキーフリースタイル女子・川村あんり選手(17歳)
スノーボード男子・平野歩夢選手(23歳)、戸塚優斗選手(20歳)、平野流佳選手(19歳)
スノーボード女子・冨田せな選手(22歳)、三木つばき選手(18歳)、村瀬心椛選手(17歳)、鬼塚雅選手(23歳)、岩渕麗楽選手(20歳)、小野光希選手(17歳)
たとえば、スキーフリースタイルモーグル女子で、今季W杯3勝し、ランキング1位の川村あんり選手は、17歳の若さで「冬季オリンピック日本最年少金メダル」が期待されています。
このほかにも団体競技があり、フィギュアスケート、スピードスケート、スキージャンプ、カーリングなどでメダル獲得の期待大。移動と時差の負担が少ないという点では、平昌オリンピックのメダル13個(金4個、銀5個、銅5個)と同等以上の可能性を秘めていますが、やはりコロナ禍の影響があるため未知数なところもあります。
開会式の翌5日夕方、いきなりスピードスケート女子3000メートルに日本選手団主将の高木美帆選手が登場するほか、夜にはジャンプ女子ノーマルヒル決勝に高梨沙羅選手、フリースタイル男子モーグル決勝に堀島行真選手(予選2回目の結果次第)らメダル候補が次々に登場。ここでメダルを獲得すれば、日本選手団にとっていい流れが生まれ、獲得できなければ後続の選手にプレッシャーがのしかかる……という最初の分岐点になりそうです。
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