ちゃっかり貯金したい人は、この常識を押さえよ マネーリテラシーの中で貯蓄戦略が最も重要な訳

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ただ、今の多くのビジネスパーソンはお金にまつわる教育を受けていません。お金の準備が必要だとわかっても「それではどうすればいいのか?」ということがわからない方が大半なのではないでしょうか。

まずは「マネーリテラシー」を身に付ける必要があります。

マネーリテラシーとは、お金の知識・知性を身に付けて、それを生かす能力のことをいいます。

これからの時代に必要な5つの力とは?

拙著『1日1分読むだけで身につくお金大全100』でも詳しく解説していますが、マネーリテラシーの中から、お金に困らないために必要な基本戦略は「節約する」「貯める」「使う」「備える」「増やす」の5つの考え方です。

それぞれ、

 ①節約する→無駄な支出を減らして、貯蓄・投資に回せるお金を増やすこと
 ②貯める→確実に貯める仕組みを用いて、お金を貯める体制を整えること
 ③使う→お得な使い方、無駄のない使い方、満足できる使い方を身に付けること 
 ④備える→万が一の時に困らないよう、自治体の補助や保険の制度を学ぶこと
 ⑤増やす→投資を学び、自分のお金をじっくり、堅実に増やしていくこと

となります。

今後のライフプランをしっかりと立てるためにも、5つの考え方をバランスよく学び実践していかなくてはなりません。

その中でも貯蓄はベースになる部分で、かつ、すぐに実践できるものです。簡単にできる貯蓄のテクニックについて詳しく紹介しましょう。

当然ですが、貯蓄ができなければ、節約をしてもお金が貯まりません。また、投資をして利益を出せたとしても、お金を貯めることができません。お金が貯まっていないのですから、万が一への備えも、そして自分に対しての投資や、必要な商品を買うためにお金を使うこともできません。

このように、貯蓄は、5つの考え方を身に付け、良いサイクルでお金を生み出していくために必ず必要となるものです。

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