サンマ、今年は10月後半から安売り競争に? 昨年は不漁で店頭価格が急騰したが…

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回遊魚であるサンマの豊漁・不漁の原因については、現在も不明な点が多い

秋の味覚のエース、サンマ。近年の漁獲量のピークは2008年の35.5万トンで、以後20万~22万トンで推移したが、昨年は14.9万トンまで急落。卸価格やスーパーなどの店頭価格が高騰した。

サンマ漁は例年、7月上旬の流し刺し網漁から始まり、中旬に棒受け網漁が解禁される。棒受け網漁は5トン未満の小型船から8月下旬の100トン以上まで、漁船の規模によって解禁時期が5回に分かれている。7~8月は釧路沖が漁場で、沿岸を北上する魚群が漁獲の対象。9月以降は沖合を南下する魚群に対し、漁場は根室沖から始まり、魚群とともに漁場は南下し、11月ごろの銚子沖で終わる。

この間、市場に流通するのは生サンマで、漁が終わると冷凍物が出回る。7月の初物は1キログラム当たり6000~7000円と、目が飛び出る卸値がつくこともある。

その後は、量が豊富な南下群の到来や大型漁船の解禁、漁場の南下による首都圏以西への運送コスト低下、漁が進むにつれ小型化するサンマの性質などから、価格は低下していく。一般的にスーパーの店頭に並ぶのは、1尾500円以下となるお盆明けからだ。

8月後半から水揚げ増

今年のサンマ漁は当初、水揚げが少なく、7月の卸価格が昨年同様、高騰した。が、8月後半から水揚げが増えたことで価格は平常化した。

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