「給料日前に金欠になる人」ただ1つの簡単解決法 「いつもお金が足りない…」納得の解決策は?

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人間は時間が長くなるほど、計画的に物事を進めるのが難しくなる傾向があり、山田君のような「計画性がない」タイプの人にとっては、さらに困難になります。

長期の予算管理が難しい「その理由」

試しに、山田君が毎月自由に使えるお金「12万円」を「1年間」という長期で考えてみましょう。

12万円の12カ月分にあたる「144万円」を渡されて、「これで1年間やりくりしてね」と言われたら、みなさんはどうしますか?

一度にまとまったお金が手に入れば、たいていの人は財布のひもが緩むのではないかと思います。なかには、不要なものを買ったり、海外旅行へ行ったり、あるいはギャンブルで増やそうと考えたりする人もいるかもしれません。

じつは「給料日前に金欠になる人の多くに、この傾向がある」と僕は感じています。

1カ月の給料が月末に底を尽きそうになっても、翌月にまた給料が入れば、それでなんとかなるかもしれませんが、仮に、そういう人が1年分の給料を手にしたら、先述のような「大胆な行動」をとってしまい、1年の大半を金欠で過ごすことにもなりかねません。

山田君の話に戻ると、「1カ月単位」で予算管理すると「月に12万円使える」と考えて、つい使ってしまう傾向があるので、「もう少し短期」で予算管理するようにしてみます。

12万円を30日で分けると「1日4000円」です。とはいえ、毎日同じ金額で生活するわけではなく、週末に飲み会があったり、服を買ったり、病院に行ったりする日もありますよね。

だから、「なるべく短い時間」とはいっても、「1日」や「半日」ではなく「1週間単位」で見るのが合理的なのです。

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