「アイドル」がビジネスに効く5つの理由 ちゃんとした40代になるためアイドルに学ぶべき

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ビジネスマンにこそ「アイドル」が必要!?
作家・思想家の東浩紀氏をして「現代アイドル論の決定版」と言わしめた注目の書。大好評発売中!
 日本経済の動向とアイドルブームに、驚きの関係があることをご存じだろうか? 1980年代アイドルから現代アイドルまでを丹念に振り返れば、この国の今、そして未来までもが見えてくる。アイドルを知ることはもうほとんど、デキるビジネスマンの、少なくとも残念なビジネスマンにならないための必須条件なのである。
 この連載は、「そんなことは信じられない」「バカバカしい」「アイドルに興味などない」と思うあなたにこそ伝えたいアイドルの基礎知識をつづる、あるいは、アイドルへの再入門のための連載である。

 第1回目は、まず、どうしてビジネスマンがアイドルを学ぶべきなのかを、5つの理由から説明していく。

 

先日、『アイドル国富論』という風変わりなタイトルの本を上梓させていただいたところ、担当編集さんから東洋経済ONLINEでも書いてくださいよ、と言われたので、頭を悩ましております(苦笑)。

書きたいことはだいたいこの『アイドル国富論』に書いた。そんでいまさらWEB版ですかー???!!! という気もしなくはなかったのだが、よく考えてみると『アイドル国富論』というタイトルそのものが要説明物件なような気がしたので、あえて『もうひとつのアイドル国富論』を書くつもりでお引き受けすることにしました。

とはいえ、「アイドル」と「国富論」の組み合わせは奇妙に見えると思います。『国富論』と言えば古典派経済学の教科書とも言うべき名著ですし、「アイドル」と言えばちょっと奇妙な衣装で歌い踊る少女たち(最近はグループが多いので)で、この2つは何ともミスマッチ。

しかし、アダム=スミスが『国富論』とともに、『道徳感情論』という本の著者でもあることはご存じでしょうか?

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