日本経済の動向とアイドルブームに、驚きの関係があることをご存じだろうか? 1980年代アイドルから現代アイドルまでを丹念に振り返れば、この国の今、そして未来までもが見えてくる。アイドルを知ることはもうほとんどデキるビジネスマンの、少なくとも、残念なビジネスマンにならないための必須条件なのである。
この連載は、「そんなことは信じられない」「バカバカしい」「アイドルに興味などない」と思うあなたにこそ伝えたい基礎知識、あるいは、アイドルへの再入門のための連載である。
第1回目では、どうしてビジネスマンがアイドルを学ぶべきなのかを5つの理由から説明し、第2回では、AKB48のビジネスモデル、第3回では、モーニング娘。から、現代のグループアイドル戦略の由来と狙いに迫った。続く第4回では、ももいろクローバーZの奇跡的成功を分析する!
第1回目では、どうしてビジネスマンがアイドルを学ぶべきなのかを5つの理由から説明し、第2回では、AKB48のビジネスモデル、第3回では、モーニング娘。から、現代のグループアイドル戦略の由来と狙いに迫った。続く第4回では、ももいろクローバーZの奇跡的成功を分析する!
前々回はAKB48、前回はモーニング娘。を語ってきましたが、ようやく今回は、ももいろクローバーZ(ももクロ)の話をしたいと思います。まぁ、筆者自身が、今現在、彼女らのファンであると公言しているので、多少、主観的な表現が多いことはご了解ください。すいません。
それにしても、AKB48、モー娘。とももクロを並べてみると、いかにもももクロは特殊です。メンバーは現在5人だけ。2009年以降、5年もの間、1人も新たなメンバーは加わっていません。先日、道重さゆみが卒業したモー娘。も、譜久村聖リーダー体制の下、2014年12月現在で13人を数え、AKB48に至ってはチーム8とバイトAKBが加わっていることもあって、現時点で188人に上っています(AKBグループではなく、「AKB48」のみ、しかも、研究生などを含まない、公式HPに掲載されているメンバーのみでです)。
ですが、間違えてはいけません。これはAKB48やモー娘。のほうが特殊なのです。
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