元薬剤師が「整理収納」で人生180度変わった凄み 「インスタ」のフォロワーは11万人にも上る
なんとく大学を出て、なんとなく就職して、「できれば働きたくない」と思いながら、日々の仕事をする。かつてのkayokoさんは、そんな女性だった。
彼女が変わったきっかけは、長野県にある自宅の整理収納を始めたこと。
整理収納は「自分の未来」をつかむ第一歩
今やInstagramのフォロワーは11万人にも上り、新刊『暮らしが整う「片付けない」片付け』(アスコム)を刊行するなど、人気の整理収納アドバイザーとして活動している。
たかが整理収納と侮るなかれ。部屋をきれいにし、理想の暮らしを実現することは誰にとっても「自分の未来」をつかむ第一歩となりえる。
「かつてはガサツで家も汚かった」というkayokoさんのストーリーから、その理由を探ってみよう。
私は大学の薬学部を卒業して、薬剤師として薬局に就職しました。出産を機に退職してからは、子育てや2人目の出産の合間に、パートで薬剤師の仕事をする日々。
ありがたいことに手に職があったので仕事に困ることはなかったのですが、当時の私にとって、仕事は生活費を稼ぐために仕方なくするもの。できれば働きたくないのが本音でした。