これでお話が終わっていたら、単なる夫の連れ子の悪口になってしまいますが、そうではなかった記憶です。そうすることでみんなが救われたという風なことでした。
私の知人の美人の福美さんは、再再婚までしましたが、その都度、母親として子供を守りました。あとの2回の再婚は、条件として小学生の娘を大事にしてくれることだったのですが、結婚生活が始まると、それが全く感じられなかったそうです。
福美さんは「結婚する時は『一人の女性』が勝つけれど、生活が落ち着いたら『母親』が勝つのよ」とケロリとしていて、その娘も「ママは時々、私のママであることを忘れるけれど、最後はいつもママであることを思い出してくれた」と感謝いっぱいの仲良し親子です。
姫山様、どのママも、子供を守るためになんらかの行動を起こしておられます。沈黙が“消極的追認”であるのと同様、父親の暴力から守ってやれない母親は、暴力父親と同罪だと思います。小題に「家庭以前に子供を守った」と書きましたが、母と子だけの平和な家庭も立派な家庭ですから、「家庭も子供も守った」が正しい表現です。
子供は3歳までに親孝行を済ませる存在
私は我が子が反抗期などでとても憎らしいとき、3歳までのあの可愛いしぐさやあどけない微笑、全幅の信頼を私に寄せて眠っていた寝顔などを思い出して、
「なぁ~んだ、あのチビがちょっと大きくなったと思ってナマイキにも」と、本気で怒り返すのもバカらしくなったりしていました。
昔から、親は子供から3歳までに親孝行の全部を受けているといいますが、それほど3歳までの子供は、泣いても怒っても無条件に可愛く、親を幸福にしてくれる存在です。
目の中に入れても痛くないという表現まで生ましめた、子供が一番可愛い時期に、3歳の子供の悪さなどしれたものなのに、怒鳴ったり叩いたり蹴ったりするのは間違いなく異常です。それに貴女への「ウザイ、キモイ・・・・・・」などの言葉には、貴女への愛情や貴女を尊重する気持ちの欠片も、みることができません。
今でそうなのですから、彼は将来にわたって、父親の役目は果たせないと思われます。彼が改心したとしても、子供がそれを受け入れられないでしょう。
子供と父親を引き離す生活に向けて、早急に行動を起こすべきだと思います。経済問題など、いろいろリスクがあるでしょうが、母親としてもっと大切なものを守るために勇気を出してください。ご長男の情緒不安定は、ママへのSOS信号なのですから。
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