発育の基礎、「おっぱいの話」は奥が深い 授乳の苦労で最初の育児がトラウマに

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 グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、ベストセラー『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた 著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。  

 

【読者からの子育て相談】

私は2歳男児と暮らす30歳の専業主婦です。2人目をどうするか悩んでいます。結婚後、すぐに子宝に恵まれたもののツワリがひどく夜も眠れず、脳貧血や動悸に悩み、買い物中に倒れたりするなど不調が続き、1週間入院もしました。
退院して1週間後に超安産で出産したのもつかの間、自宅に戻ってからの生活が地獄でした。睡眠不足も辛いですが、何より辛かったのは赤ちゃんがおっぱいを吸えなかったことです。授乳のたびに泣かせたまま搾乳し、不足分をミルクで補う作業を半年続けました。
この出来事は、息子が2歳になった今でも思い出すと涙がでるほど辛いトラウマとなってしまいました。夫は一人っ子なので一人でもいいと言いますが、兄弟がいる私は2人目が欲しく、だけど自信が持てず、深刻に悩んでいます。
1人目でこんなにも精神的に潰れてしまったので、私には複数の子供を育てることは無理なのではないかと思ってしまうのです。子供を産んだら強くなれるわけではないことの現実を知り、自信をなくしてしまいました。1人目でこんなに潰れる母親っているのでしょうか。性格は変えられませんが、考え方を変えるアドバイスがありましたら是非、教えていただきたいです。
                  錦田(仮名)
写真:杉山 真希/アフロ

 

【パンプキンからのコメント】

赤ちゃんはなぜおっぱいを吸わなかったか

錦田様、おっぱいを吸ってくれなかった赤ちゃんを、立派に育てられたのですね。それだけでも堂々と自信を持っていいことだと思いますよ。

搾乳するほどにはお乳は出たのですね。哺乳瓶からなら赤ちゃんはミルクを飲んだのですね。この場合はママの乳頭が赤ちゃんにとって、吸いにくい形だったり、巻きつきにくい方向だったりした場合が考えられるそうです。

看護師であり助産師でもある私の友人の信子さんは、このようなママのお乳にマッサージを施し、赤ちゃんが吸いやすい乳頭にしたり、乳頭にあわせてお乳を飲ませる姿勢の工夫の仕方などを指導しています。

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