「ゆるキャラで地域活性化」が時代遅れになった訳 まちづくりが軌道に乗っているならまだしも…

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経営コンサルタントに聞く、まちづくりのコツとは?(写真:Sanga Park/PIXTA)
日本各地で少子高齢化が進む中、地域活性化の取り組みも各地で盛んになっています。しかし、国からの補助金で大きなハコモノ施設やゆるキャラを作ってみたはいいものの、思うような成果を上げられていないケースも多いようです。
多くの地域の活性化に携わってきた経営コンサルタントの小林大輔さんに、「小さくはじめて大きく育てる」まちづくりのコツを聞きました。
※本稿は『まちづくり戦略3.0 カネなし、人脈なし、知名度なしでも成功する「弱者の戦い方」』より一部抜粋・再構成してお届けします。

「ハコモノ」まちづくりが失敗する理由

これまでのまちづくりは、複合施設の建設をはじめとする、いわゆる「ハコモノ」を中心に行われてきました。あらかじめ立派な建物や最先端の設備などを用意し、建物を建ててそこに人を呼び込むというかたちが一般的です。

各県庁などによくある複合施設はその代表といえます。そうした施設ほど、駅前の一等地に位置していたり、見栄えもコンセプトも面白かったりするのですが、他方で、期待されるほど活用されていないのが実情です。

なぜこのような事態が起きてしまうのでしょうか? それぞれの地域事情に応じて問題点はさまざまなのですが、大きなポイントとしては「行政主導で行われている」ことが挙げられます。行政主導のハコモノを中心としたまちづくりは、なかなかうまくいっていません。

もちろん、行政主導で行われているまちづくりのすべてに問題があるわけではありません。行政だからこそできることがありますし、公的な観点から行われるまちづくりには、一定の意義や成果があるのも事実です。

ただ一方で、行政主導のまちづくりには欠けているものがあります。たとえば、ビジネスには必須のマーケティング的な視点や、人を集めるために不可欠なコンセプトなどの要素が挙げられます。

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