仕事のできない人はメールの推敲ができていない 「急いでいる時こそ読み直す」ことが必要だ
このメールは、2つの用件にまたがって書かれているため、少しわかりにくいところもありますが、内容自体はいたって普通の文章といってよいでしょう。
しかし、このメールの文例を見たときに、多くの方は、
「読みにくいな」
「面倒くさい」
と感じたのではないでしょうか。
立て込んでいるタイミングであれば、「日程調整」と「資料確認」という2つのお願いのうち、どちらか一方が見落とされてしまう可能性も高くなります。
このメール文例に、改行や空白行を入れると、次のようになります。
先日は打ち合わせをありがとうございました。
弊社も参加させていただく形で社内承認が下りました。
つきましては、関係部署も交えて再度の打ち合わせをお願いしたく、
ご都合のよい日程をお知らせいただけますか。
本メールに添付します。
貴社担当箇所に誤りがないか、ご確認ください。
メールの場合は、文章の切れ目で改行したり、空白行を入れたりすることが、簡単にできます。
まったく同じ文章でも、それだけで格段に読みやすくできるのです。
「読み直すこと」は「相手を思いやること」
書いたメールは、送る前に一度読み直すこと。
提出書類は、最後にもう一度目を通すこと。
重要な文章は、できれば一晩は時間を置くこと。
メールは読み手を意識して、適切な改行を入れること。
とても簡単で、当たり前のことでありながら、急いでいたり時間がなかったりして、意外にできていない方が多いのではないでしょうか。
誤解なく、効率よく相手に物事を伝えられるかどうかは、スムーズな進捗や仕事のしやすさに直結します。
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