新築マンション「先着順」「最終期」での賢い買い方

「第1期を買え」は鉄則だが、買えなかったら?

新築マンションの「後悔しない」部屋の選び方とは?(写真:at / PIXTA)

今は新築も中古もマンションは売れている。コロナの自粛でにわかに増えた持ち家需要は「コロナ特需」と呼べるようなものだ。この特需によって売り手優位となり、買い手は不利になった。新築価格高騰の中、その売り方を理解して、ババを引かないためにも賢い買い方を知っておいて頂きたい。

新築マンションの売れ行きの目安に「初月契約率」というのがある。売り出した部屋がその月に何%成約に至ったかを表す数字のことだ。しかし、この数字は売行きを表すかというとそうとは言えない。なぜなら、過去の数字がほとんど70%近辺にあるからだ。

70%前後になる理由は明確にある。そもそも総戸数100戸のマンションでも全部を一斉に売り出すことはしない。集客した顧客と商談をする中で、その人が申し込んでくれる住戸タイプとその確率を漏れなく把握した上で、今回売り出す住戸をどれにするか決めているのだ。想定顧客がいるからこそ、売りに出すので、その想定が70%当たるというだけのことだ。

鉄則は「第1期を買え」

そういう売り方だからこそ、第1期で売り出される住戸は人気住戸ということになる。いろんな住戸タイプを見せたうち、寄り付きがいいものだからだ。そのタイプを売り切らないと、不人気住戸はいつまでも売れないことになる。また、第1期で倍率がついた住戸は値下がりリスクが小さくなる。なぜなら、多くの人が気に入りやすいことを証明したわけなので、自分が売る際に買い手を見つけやすい。だからこそ高く売りやすいということになる。

ちなみに、倍率がついて落選した方には、売れなかった住戸への案内を追ってすることになる。売る側からすると残りの30%をさばくためであるし、買う側からすると落選で残念な思いをしているので嬉しい知らせになる。

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