今回取材した山岡さんは、STEM教育はじめ、理系の力を家事育児教育にフル活用するザ・理系パパ。
実際、理系の人の論理的思考力や数字の強さは家事育児では協力な武器です。
たとえば、買い物や料理は計算力(価格比較、料理計画、温度や圧力や塩分の割合など)、掃除は科学力(汚れの種類に合わせた洗剤の選び方など)、育児は医学力(ウイルスや菌の知識など)。さらに、家計管理や貯蓄にも計算力が必須で、家電の故障対応には機械工学が役立ちます。
今回のつかれないヒント
実は、私の夫も理系で、かつては多忙でワンオペ時期もあったものの、家事育児に参加しだしたら、ぐんぐんと家事育児力が上がり驚いた経験があります。理系の人がいったん家事育児に力を注ぎだすと、そのパワーはとんでもないのです。
山岡さんは理系力という強力なカードを持ちつつ、さらに「個性」を受け入れる包容力も持った人。
そんな山岡さんに対し、妻の草野さんは何度も「すごい」「尊敬する」と絶賛しつつ、「うちの家事育児が五分五分でシェアできているのは、彼に思いやりがあるから。思いやりを受けていると、私も思いやりで彼に接していこうという気持ちになる」と言います。
そのいい循環は夫婦仲にもつながり、彼らは定期的に夫婦デートもするなど良好な関係を保っています。
というわけで、今回のつかれないヒントは……
↓
その「できない部分」は、
(1)性質としてできないものなのか
(2)キャパオーバーでできないものか
(3)技術が足りなかったり単純にやる気がなくてできないものか
を見極めよう。
人によってできるできないものは絶対にある。(1)や(2)の場合、
別の対処方法を考えたほうがお互いにストレスが減るかもしれない。
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