海外あるある?オバちゃん駅員との仁義なき戦い

楽しいけど、疲れることもある外国での鉄道旅

ブルノ中央駅にあるチェコ鉄道の駅窓口(筆者撮影)
ロシアや東ヨーロッパ、中央ヨーロッパの鉄道旅行についてまとめたエッセイ集『ロシア・ヨーロッパの鉄道旅行について書いてみた』(Kindle版)から、一部を抜粋しお届けします。

オバちゃん駅員と大声の掛け合い

ヨーロッパの鉄道切符事情は訪れるたびに進化しているように感じる。現在では各鉄道会社のホームページ上にて切符の購入ができ、印刷したEチケットを車掌に見せれば大丈夫だ。国内線であればEチケットのスクショでも有効の場合が多い。

私がヨーロッパでスマホを使う前、すなわち2009年から2015年までは駅窓口で切符を購入していた。その頃もインターネットで切符を購入できたと思うが、Wi-Fi環境下でないとスマホがインターネットに接続できないことから、確実な駅窓口を選んでいた。ターミナル駅の駅窓口にはずらりとおばちゃん駅員が並んでいるが、このおばちゃん駅員こそがなかなかのくせ者というか、キャラが「濃い」のである。

2011年1月、ポーランド第2の都市クラクフからワルシャワへ向かう際、クラクフ中央駅の駅窓口にいた「少し若い」おばちゃん駅員の前に並んだ。自分の番になったので「本日のワルシャワ行きの切符を購入したい」と言った。

すると、おばちゃん駅員はマイクを使って「When? When?」と声を張り上げるようにして質問した。思わず私も「Today! Today!」と大声で答えた。続いて「Time, What Time?」と何時発の列車に乗るのかと大声で尋ねられたので、自然と大声で答えてしまった。そんな大声大会のようなやり取りが続いたので、切符を購入した際は少しだけ喉を傷めてしまった。思わず「あそこまで大きな声を出す必要があったのか」と自問してしまった。

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