「単語を読むのではなく、息継ぎごとに(まとめて)読む」
「早く読む部分と、ゆっくり読む部分を分けて読む」
「軽く流し読みする部分と、重要なので繰り返し読みをする部分に分けて読む」などです。
これによって、子どもは楽譜のように「読み方」を知ります。
要するに何を言いたい段落?
最後に、次のことを行ってみてください。1つの段落を読み終わったら、「この段落は(結局、要するに、つまり)何が言いたいのかな?」と問いかけます。
「結局? 要するに? つまり?」は文章を理解するための魔法の言葉です。読解ができる子はこれが自問自答できますが、そうではない子はできません。ですから、問いかけてあげることで、意識を「まとめること(抽象化)」に向けてあげます。
これをきっかけに文章を読むことに抵抗がなくなっていけば、やがて読書するようになるかもしれません。ですから、読書をさせることで読解力をつけるのではなく、読解ができるようになってきたから、読書するという流れの方が自然だと思います。以上、何か一つでも参考になれば幸いです。
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