字がヘタな人が知らない「ひらがな書き」の超テク

似た形ごとに練習していくとてきめんに上達する

一般的なペン字練習帳や練習本では、ひらがなは五十音順に並んでいることが多いと思います。つまり、「あいうえお」からですね。

でも、じつは、「あ」の字は、ひらがなの中でもかなり難易度の高い字なんです。

だって、ヨコ線(ヨコ画)を書いて、タテ線(タテ画)を書いたら、ナナメに線を書いて、グルンと一回転、ですよ。やることがたくさんあるうえに、バランスも取りにくいと思いませんか?

それでも、なんとか「あ」を書けるようになったら、次は「い」。「あ」とは、まったく違う形です。

次に「う」、「え」、と、次々に、形が違って、なんの関連性もない字を練習しなくてはなりません。

「あ」から順番に習う練習法は、いかにも効率が悪く、ムダが多いですよね。

効率よく、ムダなく練習できないか?

ですから、もっと効率よく、ムダなく練習できる方法として、私は「るいとも練習法」を考案しました。

ひらがななどの字を、似た形ごとに分けて、その似た形ごとに練習していく方法です。「類は友を呼ぶ」というわけです。

最初に練習するのは「あ」ではなく、もっと簡単に、1画で書けるひらがなから。そして、似た仲間ごとに練習していきます。

このメソッドによる、ひらがなの練習法の例を、いくつかご覧に入れましょう。

◎長く伸ばしてからカーブする「つ」と「し」
(出所)『誰でも確実に美文字になる るいとも練習法』(草思社)

最初は、1画で書ける「つ」と「し」からです。

「つ」と「し」って、似てないじゃない? と思うかもしれませんが、やることが似ているんです。

「つ」はヨコに線を長く伸ばしてからカーブする。「し」は、タテに線を長く伸ばしてからカーブする。長く線をひいてから、きれいにカーブができるように、何度も練習してみてください。

「悪い例」のように、短すぎたり、曲がるところがカーブではなく尖ったりしないように気をつけましょう。

大切なことは、ただなんとなーく書くのではなく、この字はヨコ長なのか、タテ長なのか、どれぐらいカーブするのか、など、常に意識して書くこと。

何も考えず、ただひたすらお手本のまねをしているだけでは、お手本がなくなったら書けなくなってしまいます。

手本がなくても「この字はヨコ長だな」「タテ長だな」「最後にカーブする」と思い出して、自力で書けるようになっていただきたいのです。

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