和田アキ子への批判が「強い応援」に激変した事情 今、TikTokでバズる71歳歌手の圧倒的なすごみ
もともと和田さんは共演者からイジられるなど、スキを見せるタイプのタレント。たとえば、タモリさん、ビートたけしさん、明石家さんまさん、出川哲朗さん、松村邦洋さん、勝俣州和さん、カンニング竹山さん、有吉弘行さんらは、つねに“巨人伝説”のトークで和田さんをイジり続けてきました。
「Mr.シャチホコさんのブレイクによって、和田さんが本来イジられる側のキャラクターであることに多くの人々が気づいた」ことが2つ目のポイントです。
さらに、「和田さんと世間の人々の距離が近づいた」という意味で、もう1つ挙げておきたいのは、病気の告白。和田さんは1日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で、目の病気である「加齢黄斑変性症」「網膜色素上皮裂孔」に悩まされ注射や手術を繰り返しているほか、右目がほとんど見えず不便な生活を強いられていることを明かしました。
和田さんは過去にも、「体を守るはずの免疫に異常が起き、体の一部を攻撃してしまう」というシェーグレン症候群であることも公表。これらの難病に悩まされながらも笑顔でステージに立ち、「アッコにおまかせ!」の生放送などをこなしてきたことが3つ目のポイントであり、現在の尊敬と応援につながっているのです。
最新アルバムのコラボ相手が強烈
実は今年、和田さんは所属レーベルを移籍したばかりであり、12月8日にはさっそくニューアルバム「WADASOUL2」がリリースされます。
その中の先行シングルとしてリリースされた「YONA YONA DANCE」は、キャッチーな楽曲の魅力に加えて、覚えやすいシンプルなダンス、歌詞付きのポップなアニメーション、インフルエンサーたちとのコラボなど、若年層が食いつきやすい多くの仕掛けが用意されていました。
「WADASOUL2」では最先端アーティストのフレデリック、さかいゆうさん、Rin音さん、Ovall、WONKとのコラボを発表。さらにMVに鉄拳さんのパラパラ漫画を使用した楽曲もあるそうです。歌手生活54年の71歳とは思えないコラボ相手であり、それを楽しもうとするポジティブマインド、フットワークのよさ、対応力……そんな衰え知らずのチャレンジ精神が4つ目のポイントです。
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