戸田恵梨香・水川あさみの抗議が映すメディアの影 これほどの強い言葉がつづられたのは一体なぜか

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戸田恵梨香さん(左)と水川あさみさん(写真:西村尚己/アフロ、Pasya/アフロ)

10月27日、戸田恵梨香さんと水川あさみさんが相次いでインスタグラムを更新し、一部の週刊誌報道に強い抗議の声を挙げました。さらに女優仲間である上野樹里さんがツイッターで呼応したこともあり、今なおネット上にはさまざまな意見が飛び交っているほか、民放各局の情報番組でもトップニュース級で扱われるなど大きな波紋を呼んでいます。

まず3人のコメントを切り取らずに原文のまま紹介し、そのうえで、どこに問題があり、なぜこうなってしまったのか。週刊誌の現状はどうで、今後はどうなっていくのか。事の発端となった週刊誌と発行元の出版社など、内情を知る立場から掘り下げていきます。

戸田、水川、上野のコメント原文

まず戸田さんのコメントは、「どれだけの人を巻き込んだら気が済むのだろう どれだけの人を傷つけたら気が済むのだろう どれだけ物語りを広げるのだろう どんな写真を撮ったら満足するのだろう 嘘をつき続けて苦しくはありませんか? あなたの心が心配です 私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけください どうか、私の周りから離れてくださいますように どうか穏やかで 今の私には報告する事が何もありません というご報告です これから先、プライベートの事で何かをご報告する事があるのか分かりませんが 私に関する事は私から発信されるもの以外 そこに事実はありません」

次に水川さんのコメントは、「芸能人が嘘をつくと怒られるのに 週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか? 憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります。 どうしてこんな信憑性のない、嘘にまみれた言葉で傷つけられなくてはならないんだろう。 だれかがわたしを攻撃して、何かが足を引っ張ろうとしているんではないかとさえ思えてしまう。 わたしは役者という仕事をしています。 私がこの世界にたずさわっているのは良い作品に出会い素晴らしい監督や面白いスタッフ尊敬する役者さんと一緒に作品に参加してお芝居したい、ただそれだけです。 ただそれだけの人間なもんで…だからわたしのsnsや私生活のほんの一部にも満たない何かをトリミングして面白おかしく悪意ある記事にして、あくまで噂ですから〜で通すのやめてくださいね。 どうかその労力を、素晴らしい愛あるクリエイティブなものに活かせますように」

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