『トイ・ストーリー3』--忘れがちな“無常”の概念、時間の大切さを実感して生きる《宿輪純一のシネマ経済学》
いつも変化があり、終わりがある--。
そういったことを意識しながら、生きる・経営するだけでも、結果はずいぶん違うものになると筆者は信じている。何か新しいものを生み出さないと、つまり、生きてきた・働いてきた証を残さないとやはり虚しい。
アニメ映画は子供向きと考えている方が多いと思うが、最近のアニメは現代的・社会的なテーマを扱っていることが多い。ヒットしているアニメはみなそうである。
写真:Disney/Pixar. All Rights Reserved.
しゅくわ・じゅんいち
映画評論家・エコノミスト・早稲田大学非常勤講師。1987年慶應義塾大学経済学部卒、富士銀行入行。シカゴなど海外勤務などを経て、98年UFJ(三和)銀行に移籍。企画部、UFJホールディングスなどに勤務。非常勤講師として、東京大学大学院、(中国)清華大大学院、上智大学、早稲田大学等で教鞭を執る。ボランティア公開講義「宿輪ゼミ」代表。財務省・経産省・外務省等研究会委員。著書は、『ローマの休日とユーロの謎』(東洋経済新報社)、『アジア金融システムの経済学』(日本経済新聞社)他多数。公式サイト:http://www.shukuwa.jp/、Twitter:JUNICHISHUKUWA
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