いい大学に入り、いい会社に入っても、一生安泰の保証はない。これからの時代は、社会に出た後にどんな努力をするかで将来が決まる。この連載では、「学歴なし、コネなし、カネなし」で世の中を渡り歩いてきた安井元康・経営共創基盤(IGPI)ディレクターが、悩めるビジネスパーソンからのキャリア相談に、本当に役立つ実践的なアドバイスをしていく。
※安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。
20代は仕事!仕事!仕事!
「あたしと仕事のどっちが大切なの?」的な問いかけを一瞬、想像しました。仕事に注力したい一方で、趣味などにも時間を割きたいというのは、至極まっとうです。その考え方が間違っているとは思いません。
しかしながら、IT系社員Aさんが20代であることを考えると、仕事の優先順位をもっと高める必要があるのでは?と思います。
仕事ができる人というのは、仕事だけでなく趣味や家族との時間をうまく捻出し、バランスのとれた人生を送っているものですし、仕事しかできないという人に、面白味や人間としての深みはありません(と、カッコつけて言い切りましたが、私自身がそれについてはドキドキしています)。
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