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オンライン会議増で要注意「イヤホン難聴」の実態 早期発見のための「チェックリスト」も紹介

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――どうやったら、早期発見できますか?

以下のチェックリストを確認してください。

□ 同じ手を使い、左右それぞれの耳元で指を鳴らしたときに、左右差がある。
□ 耳鳴りが数時間続くことがある。
□ めまいを起こしたことがある。
□ 音がした方向がわからない。

ひとつでもチェックが入ったら危険。すぐに耳鼻科に行った方がいいでしょう。

イヤホンを60分使ったら10分休もう

――なるほど。ただオンラインミーティングを減らすことはできないし……。イヤホン難聴にならないための予防法などはありませんか?

環境が許すのであれば、スピーカーで聴く。それが無理ならヘッドフォン、どうしてもイヤホンが良ければ、ノイズキャンセリング機能があるものを選びましょう。

(写真:OCEANS編集部)

ノイズキャンセリングにすれば、周囲の雑音がシャットダウンできますから、小さな音量で済みますよね。音量は60%以下が望ましいですね。そして60分イヤホンを使ったら、イヤホンを外して耳を休ませましょう。雑音のある環境なら10分、静かな場所ならば数分休めれば大丈夫。ノイズキャンセリング機能を使って無音にするのもいいでしょう。

――ところでイヤホン難聴は何歳ぐらいから気を付けたらいいでしょうか?

一概には言えませんが、同じ音量で同じ時間イヤホンを使った場合、高齢者の方が早くダメージを受けますし、難聴の度合いも重くなります。ただ若ければ発症しないわけではありません。

また、今は子供でもイヤホンを使っていますよね。耳を酷使する生活を続けていれば、彼らが40歳になる頃には、今の70歳ぐらいの難聴になっているかもしれません。

――想像以上に怖い病気ですね。イヤホンを60分使ったら、10分休ませる。キモに銘じたいと思います。

早い段階で治療を受ければ、治らない病気ではありませんので、チェックリストを定期的に試してくださいね。

思わずドキッとするような事実が判明した岩崎先生へのインタビュー。ある日突然起こる病気とはいえ、普段の心がけ次第で発症リスクを大幅に減らすことが可能。

予兆を感じたら、すぐに病院へ行くことを心得ておこう。

(取材・文:林田順子)

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