フロントも名札もない超個性派ホテルが見参 虎ノ門ヒルズに陣取った「アンダーズ 東京」

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37階のスパ「AO(アオ) スパ アンド クラブ」(撮影:大澤誠)

昔はどこへ行っても、ブータンでもニューヨークでも、同じ部屋のようなホテルだったが、今は個性のあるホテルができているし、求められている。お客様自体が、他と異なるオリジナリティを求めている。

世界中が忙しく、時間がなくなってきている。楽しむ時間も限られていて、たぶんお休みを取れる時間も、すごく貴重なことだったりするので。限られた休みの中でベストを味わいたいのが、皆さんの期待になっているため、それに合わせなければいけない。

――総支配人のおススメのホテルの楽しみ方を教えて下さい。

う~ん(しばし考え込む)。

――チェックインは何時かとか、どの施設へ行って楽しむかとか。

答えは一つではない。人それぞれの楽しみ方があるから。それでも、もし私がゲストとしてやってくるなら、たぶん平日にする。その方がさまざまな層のお客様がいらっしゃるので、それを見たり交流したりできる。

バーからの夕焼けがお薦め

私は日本人のように几帳面でないので、チェックイン時刻の15時には来ないでしょうね。16時くらいかな。チェックインの前に虎ノ門散策をしたり、虎ノ門ヒルズを楽しんだりして、少し時間をずらして。

ラウンジでのチェックインも楽しむ。客室に行ったあとは、スパ&クラブ「AO(アオ)」に行く。スイミングプールが素晴らしいので、ひと泳ぎして、マッサージを受けるかな。

その後はルーフトップバーで、アペリティフ(食前酒)とサンセットを楽しむ。それからレストラン「アンダーズ タヴァン」で夕食をとる。最後に、アンダーズ タヴァン内のバーエリアで、ドリンクを楽しんでから部屋へ帰る。

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