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副業ではなく、「複業」こそ人生を豊かにするワケ 視点さえ変えれば誰でも「複業家」になれる

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どうでしょう? 「複業なんてできない」という考えが少し変わってきませんか?日常生活を見渡すだけで、複業の芽はいくつもあるのです。要はそこに気づけるか否か。もしかしたら、意識していないだけで、あなたもすでに複業をやっているかもしれませんよ!

では、複業の芽を育んだことで、自分らしい働き方に出合った人の例を紹介しましょう(個人が特定されないよう、数名の方の事例を組み合わせたものです)。

犬の散歩が仕事になった女性

僕の知り合いに、犬の散歩が大好きな女性がいました。本業は会社員でしたが、その人は、朝と夜2時間ずつ犬の散歩をしていたそうです。長時間散歩をしていたため、ご近所の「犬友」が増え、その界隈では「犬の散歩好き」として知られる存在になっていました。

ある日、近所に住む犬友から「多忙なため、なかなか犬を散歩に連れて行けない」という悩みを聞きました。そこで散歩好きな自分が代わりに散歩に連れて行こうかと声をかけたそうです。犬友も最初は遠慮したものの、ずっと家にいて外出できない犬の気持ちも考え、思い切って頼むことにしたのです。彼女にとっては犬友の役に立つだけで十分でしたが、後日その犬友から謝礼を渡され、犬の散歩がお金になることに驚いたそうです。

その後、犬の散歩代行を行うペットシッターという仕事があることを知った彼女は、ペットシッターの資格を取得。土日にペットシッターのアルバイトを始めました。

ペットシッターを始めたことで、彼女は今までの会社員の仕事の満足度が下がったと言います。「もっとペットシッターの仕事を増やしたい!」という思いが強くなり、悩んだ末に、正社員から週4日勤務の契約社員に転身し、ペットシッター業を週3日間、始めることにしました。

まだ「ペットシッター業」だけで食べていけているわけではありませんが、週3日間自分の好きな時間を過ごせている分、残り4日間の契約社員生活に張り合いが出て、前よりも満足度が上がったと振り返っていました。

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【1つの会社だけですべてを満たすのは難しい】

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