一歩前進「有楽町線延伸」、どんな場所を通るのか

地下鉄が実現してもバスとの兼ね合いが課題

東京メトロ有楽町線の豊洲駅。同駅から住吉駅までの延伸構想が建設へ向け一歩前進した(筆者撮影)
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2021年7月15日に公表された、国の交通政策審議会答申「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」において、現在、東京メトロ有楽町線として開業済みの小竹向原―新木場間に続いて、豊洲で分岐し東陽町を経由して住吉までの区間が「早期の事業化を図るべき」と示された。

豊洲―住吉間建設に向け一歩前進

豊洲―住吉間(以下、8号線)は1972年の都市交通審議会答申第15号で初めて位置づけられ、1982年には、当時の帝都高速度交通営団(営団地下鉄)から免許申請もなされた路線だ。

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しかし、2004年に営団地下鉄が民営化されて東京地下鉄(東京メトロ)となり、同社は副都心線を最後として新線建設を行わない方針としたため、整備主体が不在のまま、今日まで推移してきた。

有楽町線、半蔵門線は建設時から、この8号線の分岐、接続を考慮し、豊洲、住吉の両駅に8号線用の線路やホームが先んじて整備されている。地下鉄ならではのやり方だ。計画があるなら予め地下構造物を作っておかないと、後で作り直すとならば、工事の手間や費用が大きくふくらんでしまうためである。

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