世界的歌手「ブリトニー」が引退危機にある理由 育児放棄に丸刈り、精神病棟…彼女の驚愕人生
世界的ポップシンガーである彼女が歌う姿はもう見られないのか。2年以上、歌手活動から遠ざかっているブリトニー・スピアーズの引退説が、ここに来て現実味を帯びている。
25年付き添ったマネージャーが突然辞任
ブリトニーは昨年秋にも、「父が自分の成年後見人を務め続ける限り、もう歌わない」と宣言していた。しかし今月頭になって、25年間彼女のキャリアを見守ってきたマネージャーのラリー・ラドルフが辞任を表明したのだ。
ラドルフは、ブリトニーの生活面の成年後見人であるジョディ・モンゴメリーと、彼女の資産を管理する後見人である父ジェイミー・スピアーズに向けたメールで、「彼女と最後に話してから2年半が経ちます。その時の会話で、彼女は永遠にお休みしたいと言っていました。今日になって私は、彼女は正式に引退したいと言っていたのだと気づきました」「もともと私は、ブリトニーの要望で彼女のキャリアのお手伝いをするべく雇われました。私のプロとしてのお手伝いが不要になった以上、私が辞めることこそ彼女のためになると信じます」と、理由を説明している。
ラドルフが辞任を決意したのは、6月下旬にブリトニーが行った衝撃の供述が関係している。2008年から成後見人に縛られている彼女は、自分の意志とは無関係に様々なことが勝手に決められていく不条理と苦しさを切に語っていた。
毎日働かされ、稼いだお金も自由にならない状況を彼女は売春宿に例えている。供述の中では、ラスベガスのショー直後にヨーロッパツアーに出たのも、自分の意志ではなく、契約書の署名に縛られていたからだと明かした。
ところが、その直後の報道では、ラスベガスのショーの終了間近、ブリトニー自身が「この後のスケジュールが空いている。退屈しないように何か入れてくれ」と言ってきたのだと、ある関係者が語っている。いざツアーが始まると、ブリトニーはすっかりやる気をなくしてしまったという。真相は現時点ではわからないものの、彼女を苦しめた悪者の一人にされたことに、ラドルフは耐えられなかったのではないか。
いずれにせよ、長年連れ添ったマネージャーがいなくなった以上、ブリトニーの歌手復帰はさらに遠のいた。だが、彼女は本当に引退したいのか? それとも成年後見人の束縛から解放されれば再び歌うつもりなのか? そもそも、なぜこの複雑な成年後見人に束縛されるようになったのか? 彼女が今日に至るまでを振り返ってみたい。
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