毒親は男性の母親ばかりではありません。妻の親が毒親だったから離婚した男性もいます。夫婦げんかをすると、妻の親が怒鳴り込んでくるのだとか。「妻から慰謝料も取って離婚した」と言っていましたから、そうとうな毒親っぷりだったのでしょう。
「離婚歴がある人とは結婚させない」と、離婚に偏見を持っている親世代もいます。そこで婚活がつまずくケースも少なくありません。
50代シングルマザー「次は専業主婦になりたい」
「離婚してずっと子育てに専念して、あっという間に50代になってしまった。これからは自分のために生きたい」と、再婚したい理由を語るシングルマザーも多いですね。
残念なことに、50代女性はまだ昭和の考え方が残っているのか、「男性に頼りたい」という意識が強く、「養ってくれる人」という条件を出しがちです。これまでシングルで働いて頑張ってきたにもかかわらず、いや、がんばってきたからこそ「この年で結婚するのだから苦労はしたくない」という思いが強いのでしょうか。
しかし、「50代の女性の再婚」というだけで婚活は厳しい。それにプラスして「養ってくれる人」という条件を出してしまうと再婚の可能性はかなり低くなります。
「これまで働いてきたのだから、今後もこのまま働き続けたほうがいい」とアドバイスするのですが、「私は苦労してきたのに、前の夫は大した養育費を送ってこなかった」と言う。前の夫に対する強い恨みを抱えながら、シングルで頑張ってきたのでしょう。
時代はずいぶん変わりました。今や1回目の結婚はお試し。2回目は修行で、3回目が本当の結婚と言ってもいいくらい。ただ、ある程度年齢を重ねてからの再婚は、「お金」よりも「パートナーと一緒に生き生きと過ごしたい」という目的にしたほうが、再婚への近道となります。
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