リクナビの退潮鮮明、「就活サイト」の人気が一変 マイナビ一強に、「ONE CAREER」の存在感増す

✎ 1〜 ✎ 676 ✎ 677 ✎ 678 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

2022年卒学生が「もっともよく活用する就職サイト」としてあげたのは、文理ともに「マイナビ」が圧倒的で49%(文系)、41%(理系)となっている。

リクナビが3位に後退

従来の調査ではリクナビとマイナビがトップを争い、この数年はマイナビが優位でリクナビは理系で強みを見せていたが、2022年卒でリクナビは急落して文理ともに13%にとどまっている。マイナビの3分1以下だ。順位は文理ともに3位に後退した。

代わって2位には、文理ともにリクナビを抜いてONE CAREERが入った。特に目立つのは、旧帝大クラスにおける活用率の高さだ。

大手企業やメガベンチャー企業の情報が多く掲載されるONE CAREERの特徴がよく表れており、前年に合格したエントリーシートや内定者の体験談が人気の理由だ。今回の調査では文系と理系の順序が1~5位まで同じである。4位は「楽天みん就」だが、この調査は楽天みん就の会員学生を対象としているので、高く評価されるのは当然だ。そして5位は「OfferBox」。近年利用学生が増えている逆求人型スカウトサイトである。

次ページ調査から見える就職サイト事情
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事