大規模接種「大量の空き枠」問題の解決策を考える 74%「年齢枠広げるべき」、一方で若い世代は慎重
年代別のネット調査(経済産業研究所調べ、4月下旬)によると
65歳~ 80.6%
50~64歳 61.9%
30~49歳 47.7%
18~29歳 38.0%
との結果がでた。
年代別に大きな差があることが浮き彫りに。
若い人になればなるほど、接種率が下がる可能性がある。
第1段階の目標は国民の5割ほどの接種率
橋下氏は「啓発、啓蒙活動だけでは(若い世代の接種率向上は)なかなか難しいと思う」と語った。
これに対し、鴨下氏は「あまり(接種を)強制するような状況は作るべきでないと思う、あくまでも接種は任意ですから、(接種するつもりの)若者たちは38%、高齢者80%、全部、足し上げていけば、国民の5割位は接種することになるから、このあたりが第1段階の目標なのかなと思っている」と語った。
以下、番組内での発言
松山俊行キャスター:大規模接種センターで予約枠の空きがある状況をどう改善すべきか。
鴨下一郎氏:できれば年齢を下げるべきですし、加えて必要な、例えばエッセンシャルワーカーにも広げると、こういうのは両方やるべきだと思う。せっかく接種のキャパシティーがあるのだから全部使うと。もっと主催者は努力をしていただきたいと思う。
松山俊行キャスター:与党としては政府にどういうことを進言するか。
鴨下一郎氏:もちろん進言もしているし、早くやってくださいとお願いもしている。
松山俊行キャスター:長妻さんはどうですか?
長妻昭氏:昨日も防衛省に要請いたしましたわれわれ。明日から、ひょっとすると看護師や医者が手持ち無沙汰になる可能性が生じる。非常にもったいないことなので、われわれ3つの案を考えていまして。
第1.64歳以下でも接種券を持っていればオッケーにすると。
第2.接種券なしでも介護・保育・警察・消防の方に打っていただくと。
第3.接種券なくても、すべての年代打っていただくと。
ただし住所がわからないと、自治体で消し込み(接種実施の記録)をするので、住民票、最近届いた郵便の宛先、運転免許証・保険証など身分確認できるものを持参する、と。この3段階でそれぞれやって、満杯にならなければ(さらに)ランクを下げていくと。