パスタとカレーを「罪悪感0」で食べられるレシピ 脂質を最小限に抑え、野菜はたっぷりと摂取

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また、「たんぱく質さえ摂っていれば大丈夫」という「たんぱく質神話」と並んで間違って認識されがちなのが、「ダイエット時には脂質や炭水化物を抜く」ということ。

たしかに「脂質の摂りすぎ」は、肥満の原因になりえます。あまり食べていないのに太ってしまう人は、脂質の多い食べ物を選んでいる可能性が高いです。実際、1人分のパスタでも、オイルとバターで女性1日分の脂質が含まれている場合もあります。

また、たんぱく質=1gあたり4kcal、脂肪=1gあたり9kcal、炭水化物=1gあたり4kcalのため、同じ量でも脂質を減らしてたんぱく質や炭水化物を増やしたほうが総カロリーを減らすことができます。

しかし、脂質は悪ではありません。脂質を極端に摂らなくなると、肌が荒れたり、すぐに空腹になったり、活力が減退したりします。

同じことは、炭水化物にもいえます。炭水化物を抜くと、糖質制限によって体重は落ちますが、体は枯渇している状況です。そのため筋肉が落ちたり、頭がクラクラしたりします。「炭水化物ダイエット」は有名なダイエット法ですが、完全に抜くのは危険です。

結局のところ、何かを過剰に摂取する、あるいは断つというのは体への負担でしかなく、健康的にやせるとは真逆の方針です。「自分の体に合わせて、バランス良く栄養素を摂る」ことこそ王道であり、最強のダイエット法なのです。

間食は摂らないのが理想だが…

食事の回数は、ご自身の「基礎代謝量」に合わせ、ビタミンとミネラル、食物繊維を摂取すれば、基本的には何回でも構いません。

ただ、1回にガッツリ食べすぎると、血糖値が急上昇し、食後に眠くなったり集中できなくなったりする可能性があります。そうした理由から、できれば「3、4食に分ける」のがおすすめです。

また、トレーニングをしている人は、直前に(特に油っこいものを)食べたり、逆にエネルギーが枯渇したりしていると、パフォーマンスが落ちてしまうので、タイミングについては意識しましょう。

間食は摂らないのが理想です。しかし、中には「ポテトチップスやチョコが好きで、定期的に食べないとストレスになってしまう」という人もいるでしょう。

そうした場合、食べすぎなければ(量をコントロールできれば)OKだと考えています。ここでも自分の1日の基礎代謝量を意識して、その他の食事とバランスをとるかたちでダイエットを続けましょう。

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