「PRODUCE 101」がコロナ禍でも熱量を保つ秘密 運営を担うLAPONEと吉本の対応は……

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間もなく投票、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」コロナ禍の中で運営側が気を付けていたこととは?(写真提供:LAPONEエンタテインメント)

昨年のデビュー直後に、紅白歌合戦にも電撃出場を果たした女性音楽グループ・NiziU。このグループを生んだ2020年の「Nizi Project」など、オーディション番組のブームが続いている。

2019年には、韓国の人気番組「PRODUCE 101」の日本版である男性アーティスト発掘オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」が開催。吉本興業・CJ ENM・TBSテレビの協業で、盛り上がりを見せ、現在はその第2弾にあたる「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が放映中だ。

「PRODUCE 101 JAPAN」は、視聴者投票によって進み、101人の練習生の中から最終上位11人がデビューする。前シリーズでは男性音楽グループ「JO1」が結成され、10~20代の女性を中心に人気を集めている。

気になるのは、現在放映中のこのSEASON2は、コロナ禍の真っただ中で実施されていることだ。3密は厳禁というなか、大規模オーディションをどうやって進めているのか。ソーシャルディスタンスの確保や感染者が出た場合の対応はもちろん、デビュー後もコンサートや販促イベント活動が制限されてしまう。運営サイドは、どう捉えているのか。

このオーディションを主催する、LAPONEエンタテインメントの取締役 事業本部長の張赫珍(ジャン・ヒョクジン)氏と、吉本興業でコンテンツ事業を担当する神夏磯秀氏に、前回記事に続いて話を聞いた(取材は5月末に実施)。

コロナ禍でのオーディションは…

「シーズン2の開催タイミングについては、社内でもたくさんの議論がありました。新型コロナウイルスの流行がなければ、もっと早く展開したかもしれません。ファンの間では(前シリーズで結成、昨年デビューした)『JO1がデビューしたばかりなのに!』という声もあったようなのですが、やはりひとつのアーティストに頼ってのビジネス展開では不安定です。今後も積極的に新人発掘していくつもりで動いています」(ジャン氏)

芸能事務所やレコード会社は、各社新人発掘を行っているものの、新規グループのデビューはコロナ前に比べると減っている。背景には、コンサート開催が難しかったり、CDショップの営業自粛などもあって、大型新人のリリーススケジュールを見送らざるをえないこともあるのだという。

「JO1のデビューから1年ですが、やれることは全部やってきました。ファンも積極的に応援してくれたので、ようやくアーティストとしてひとり歩きができるようになったという手応えがあります。『PRODUCE 101 JAPAN』という番組自体も、10~20代の間での認知度が高まっているところなので、この間に新しい展開をしていかないと、と考えています」(ジャン氏)

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