"次期首相候補"が石橋貴明に見せた「ウラの顔」

石破茂という政治家の本質はどこにあるのか

石破茂(左)と石橋貴明。同年代の二人は薪を焚べながら何を語り合ったのか(写真提供:フジテレビ)

「政治家のウラの顔」という見出しが週刊誌に躍れば、自然と胡散臭い場面を想像してしまう。しかしアイドル好きに鉄道好きと、この政治家の「ウラの顔」はちょっとお茶目だ。

衆議院議員の石破茂がそんな「ウラの顔」をのぞかせたのは「石橋、薪を焚べる」(フジテレビ系)という深夜のトーク番組。とんねるずの石橋貴明が毎回ゲストを迎えて、焚き火の前で対談をする。

過去にはアスリートから、三つ星シェフ、発酵学者、小児外科医まで、幅広いジャンルの出演者が登場。そのゲストとして今回、石破茂が登場した。

「政治の話なんかしませんよ」

テレビでは、いささか怖い形相で取材に応じる姿を目にする。その一方で鉄道好き、アイドル好きなど、世に言うオタク的な「別の顔」をよくネット記事に見かける不思議な政治家。石橋もどこか魅力を感じていた。

撮影当日。控え室でくつろぐ石破にスタッフが「対談中のお飲物は何をご用意いたしますか」と聞くと、「キャンプのリラックスした雰囲気なんでしょ? じゃあウイスキーかな。いや、このあともう1件仕事だから、やめておくか」と笑顔で答えた。

やがてスタジオへ移動し、収録がまもなく始まろうというところで、ホストの石橋とあいさつを交わす。「今日は政治の話なんかしませんよ。面白くないですから」。焚き火の前での対談といえど、石破はスーツのいで立ち。胸に議員バッジが光る。

カメラが回り始めると、石橋が口火を切る。

「僕は実は石破さんに勝手に親近感を持っていて。ニュースで『石破氏は』と流れるたびに『イシバシ』と自分が呼ばれたかと振り返ってしまう」

石破は「そうそうそう。でも、パソコン検索では『イシバシ』と打っても、まだ僕は出てこない。まだまだですよ」と穏やかに返す。ここから石橋が石破と薪を焚べ始めた。

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