結婚したい人に「ライザップ的決意」が必要なワケ

「100日で結婚」を提唱する鎌田れいさんに聞く

結婚へたどり着くために必要なこととは? 東洋経済オンラインでは「仲人はミタ」を連載している鎌田れいさんに、35歳以上で結婚した「晩婚さん」を訪ね歩いている本連載の著者がお話を聞いた(写真:マハロ/PIXTA)

出会いはある。よさそうな相手と連絡先交換もできる。でも、「その先」に進めない。別の婚活方法を試せばまたマッチングはする。けれど結婚にはたどり着かない――。このサイクルを何年も繰り返している人は少なくない。なぜなのか。

「生活圏での恋愛結婚と婚活での結婚はそもそも性質が違うからです。会社や社会人サークルなど、自分の行動範囲内で出会って付き合う場合は、普通にコミュニケーションをしているうちにお互いの気持ちが育っています。そのうえで結婚が見えてくる。一方の婚活はまずプロフィールで候補者を選別し合い、1時間程度のお見合いで仮交際をするか否かを決めます。相手の人柄がわかっていないうちに『結婚』の2文字が頭の中に灯ってしまい、気持ちが追いつかないという事態になりがちなのです」

婚活の特殊性を明快に教えてくれるのは、結婚相談所「最短結婚ナビ」の代表であり、東洋経済オンラインでは「仲人はミタ」を連載している鎌田れいさんだ。「プロフィールだけで出会った相手」と信頼関係を築きながらお互いの気持ちを育てて結婚する方法を新刊『100日で結婚』(星海社新書)で示している。

35歳以上で結婚した「晩婚さん」を訪ね歩いている本連載。筆者はすでに200人以上と会って話を聞いている。そのうちで「いい人がいれば結婚したいけれど、結婚を目的にはしたくない」という姿勢で結婚に至った人は少数派だ。多くの人が本気で何らかの婚活をした結果として結婚をつかみ取っている。

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親、会社、世間が半強制的に結婚を進めてくれる時代はとっくに過ぎ去っている。結婚しなくてもいい時代だからこそ、自分が明確な目標を掲げて適切な行動しなければ結婚しにくいのだ。それは就職や転職に向けた活動と変わらない。「30代後半以降は生活圏内で出会う確率は非常に少ない」と指摘する鎌田さんに話を聞くことにした。

100日で結婚するとはいったい?

――100日で結婚、と鎌田さんは勧めていますが、最短結婚ナビの男性会員には2年間在籍していた人がいるようですね。

はい。先日、成婚退会をしたばかりです。ただし、その会員さんも「この人だ」という女性と会えてからは1カ月ほどで結婚が決まりました。

私が説いている100日は、相性が合う人に会ってから結婚を決めるまでの時間です。いわゆる生理的に合うか合わないかは実際に対面すれば5秒でわかるでしょう。手をつないでキスできるか、などを想像して「絶対に無理!」と本能の叫びが聞こえるなら仕方ありません。動物同士として受け入れられるか否か、と言ってもいいでしょう。

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