「残業時間別」で見た日々の暮らしと仕事のリアル 10時間、40時間、200時間…一番不幸は80時間?

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子供ができてからは、戦々恐々。なにしろ、保育園へお迎えに行く時間が少し伸びただけで延長保育料を払わなくてはいけないからです。お子さんを迎えに慌ただしくパパさんが退勤していきます。その背中を見送って、最後にオフィスの鍵をかけるのが18時半~19時ごろ。夏なら、外はまだ明るいうちに退勤できます。

残業月10時間のオフィスのイメージ。平日の18時からは自分の時間(イラスト:UKI)

 

こういった企業にお勤めの方は、明確にワークライフバランスを意識して働いているケースが多くなります。たまに、「厳しくても成長できる職場で挑戦してみたい」「やりがいのある仕事をしたい」と、転職していく方がいます。

では、実際にどんな会社が該当するのでしょうか。『就職四季報2022年版』調査をもとに作成した、シキホー!Mineの「残業時間が少ない100社」では、すべての企業が10時間を切っています。

休日出勤はごくまれ

残業月40時間の暮らし:せっかくだし、少し飲んで帰ります?

時計を見たら19時半。ちょっと疲れたな。お腹もすいたし。そんなタイミングで、職場の先輩が「ちょっと飲んで帰らない?」と声をかけてくれたので、奢ってもらうことになってラッキー。

そんな暮らしが実現できるのが、残業月40時間以下の会社です。家族がいる方も、20時半には帰宅。ギリギリご飯には間に合うくらいでしょうか。お子さんがいる家庭では、延長保育の限界が19時なこともあって、時短勤務を申請するケースが多いようです。

「ちょっと飲んで帰らない?」残業月40時間以下の会社でよく見られる光景のひとつです  (イラスト:UKI)
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