中学時代の親友と起業
安河内:東証マザーズに新規上場、おめでとうございます。
加藤:ありがとうございます。
安河内:ベンチャーとしてスタートされて7年で上場とは、すごいですね。レアジョブは加藤さんと中村岳さん(現副社長)のおふたりで起業したんでしたよね?
加藤:僕と中村と優秀なフィリピンスタッフ1人の3人で始めました。
安河内:そうですか。設立時のベンチャーストーリーをお話してもらっていいですか? 東洋経済の読者には、アントレプレナーとして会社を起こしたいと思っている人もいるかと思うので。レアジョブがベンチャー企業として、英語教育に対してどんな理念を掲げて急成長していったのかを教えてください。加藤さんは大学を出てすぐレアジョブを立ち上げたのですか?
加藤:いえ、違います。外資系コンサルで働いていました。
安河内:そうですか。では、もっとさかのぼってお話聞かせてもらっていいですか? 高校はどこですか?
加藤:開成高校です。中村は同級生でした。彼とは(開成)中学1年のときからの友達です。
安河内:じゃあ、親友同士で起業したわけですね?
加藤:ええ、そうなりますね。
安河内:大学も一緒だったのですか?
加藤:中村は東大、私は一橋です。
安河内:何を勉強されたんですか?
加藤:中村は理系で通信系のエンジニアリングを、僕は文系でして、商学部でした。大学では会計学などを学んだことが現在に生きていると感じていますが、併せて在学中に休学して1年、ベンチャー企業で働いたり、就職するまでの1年をかけて海外を回って、たとえば中国やメキシコにいた経験が今に生きていると思っています。
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