中国のコロナワクチン接種は意外に簡単だった! 「中国製ワクチン、OK?」 外国人には確認して接種

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2回目のワクチン接種は、病院から日にちを指定される。指定された日の予定を見ると、北京から銀川市まで行かなければならない。であれば、午前中に接種しなければならないが、接種時刻は15時30分。これでは無理なので、日にちを変更してもらうことにした。ちなみに、日にちを前倒しにはできないが、後になら動かせるという。翌週に予約していったん銀川市に行き、再び北京に戻ってきた。

ワクチン接種をネットでアピールせよ!

北京に戻ると、今度はこんな話が持ち上がってきた。北京に出発する前の日の食事の時である。

「ワクチンを打つんだから、お酒飲んじゃダメでしょ!」

バンドの女性マネジャーが、再びヒステリックにそう言う。どうやら病院によっては「この3日間お酒を飲んでませんか」と聞かれ、飲んでいる場合は接種してくれないというのだ。すでに3日前には飲んでしまったので、その日から2日間、酒を抜いてみた。

2回目も初回と同様、同じ病院で同じ書類に同じことを書き込んで同じように接種をする。指定時刻より2時間ほど早く着いたのだが、すでに接種している人もいて、そのまま並ばずに接種できた。「接種は15時30分から」という情報は、いったい何だったのだろう……。

2回目の接種後に、職員から渡されたグッズ。「私はワクチン打ったよ、あなたは?」と英語で書いてある(写真・本人撮影)

2回目の接種で前回と大きく違ったのは、接種して30分間待機している時に、このようなものが配られたことである。

英語で話されたのでよく理解できなかったが、どうやらこれを持って写真を撮って、自分のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)にアップしてくれということらしい。しかもバッジを胸につけて、接種したことをアピールしてくれという。

中国でも怖がって接種を嫌う人も多いらしい。でも環境はすでに整っている。外国人である私さえ、無料で接種できた。中国人は北京まで来なくても、あらゆる都市で接種が可能である。バンドのツアーメンバーたちも、1回目は銀川市で、2回目は旅先で接種するというのがいる。

「日本はあんなに先進国なのに、どうして接種がそんなに遅れてるの?」。そう聞かれても私にはその詳しい理由はわからない。日本は何をやるにも石橋を叩いて渡るが、中国はとりあえず渡ってみて問題が出たらそこで考えるという国民性(政府の考えか)なので、そこが大きな違いなのではないかなと想像する。

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