捨てないで!「バナナの皮はおいしい」衝撃事実 イギリスの料理家が調理法を披露して話題に
ローソンの番組が放映されるとフセインの出演が再度浮上し、バナナの皮が注目の料理食材となった。「ナイジェラ・ローソンがバナナの皮レシピで視聴者たちに衝撃を与える」と、あるメディアが報じた。ガーディアン紙は「バナナの皮は食べるべき食材となるのか?」と疑問を呈した。
バングラデシュ人の両親を持つフセインは皮の調理に関して、元シェフでレストラン経営者であった父の影響を認めた。ベンガル料理では青いバナナの皮は柔らかくなるまで火が通され、ニンニクと青唐辛子と共にピューレ状にされ、調味料を加えて炒められる。
ビーガンの間では2019年から注目されていた
バナナの皮は少なくとも、皮をベーコンのように扱うレシピが出回り始めた2019年からビーガンの間で流行していた。それと時を同じくして、豚を使わないプルド・ポークにネット上で人気の火が付き始めた。これは自身のサイト「Stingy Vegan」に説明やレシピに加えて、フェイスブック上で動画を公開したカナダ人ブロガーのメリッサ・コープランドによる影響だった。
彼女はベネズエラのビーガンたちがバナナの外皮を「carne mechada(裂いた牛肉)」という料理で代用として使っていること、さらにブラジルでは「carne louca(クレイジーな牛肉)」という料理で似たように代用されていることを知り、このレシピを開発。
「『プルド』バナナの皮は遠い場所ではハワイやマルタ、ニュージーランドの一部レストランのメニューにまで上り詰めたのよ!」と最新情報として、もともとの記事の投稿から数カ月後に書き記した。
フセインはバナナを丸ごと使ったバナナブレッドも作る。ドロドロとしたチョコレート感ある味わいで「ジェットコースター」のようだと、彼女の娘が母のインスタグラム上のストーリー投稿で表現した。フセインは皮を柔らかくする手間をかけない。バナナの皮を焼くことで柔らかくなり、弾力のある歯ごたえが出るようになるという。
ローソンは自身のカレーについて、実際に作った人々からは肯定的な評価を得ていると語る。