週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

9割の人が「自分の強み」を知らないという残念 「正しい自己認識」ができれば人生は好転する

8分で読める
  • 瀬戸 和信 SONOS JAPAN 日本代表/ギャラップ認定ストレングスコーチ
2/4 PAGES
3/4 PAGES

自己認識精度が低いチームメイト(もしくは正しい自己把握ができていない過大評価者)に囲まれているだけで、そのチームが成功する可能性が半分になったことも示されています。反対に、自己認識ができているリーダーが率いるチームは、よりよい意思決定やスムーズな調整ができ、紛争管理に費やす時間を短縮できるといえるでしょう。

自分が「どのような人間か」を把握していると、仕事や日々の生活において、どのように物事を成し遂げていくかといった戦略が明確になるのです。どの強みを使って、どのように人とコミュニケーションを取ればいいかがわかる。すると、おのずと人間関係は円滑になります。

とくにビジネスの世界では「自分が何者で、どのように社会に貢献できる存在か」を知っていることは極めて重要です。

自分が、上司や顧客、同僚、後輩からどのように見られているのか。どんなビジョンを描いているのか。どういう考え方の癖を持ち、どんな行動パターンだと成功しやすいのか。適切なタイミングでの交渉や意思決定、役割分担、マネジメントが求められる立場として、役職が上になるほど、自分を正確に把握しておく必要があります。

チーム全体の自己認識の精度も上がっていく

自己認識の重要性を知っているリーダーは、チームメンバーそれぞれに自分の強みを伸ばすことを促し、自分の足りないところを他者に補ってもらうことの大切さを説くことができます。

「他人に助けを求めることは、恥ずべきことではない」「目的を達成するために、お互いにうまく連携しよう」と呼びかけ継続的な学習習慣と成長の文化をチームに根付かせることができるのです。リーダー自身もまた自分の強みや弱みをメンバーに開示して強みの貸し借りに参加することでチームは強くなります。

すると、個々人の強みを尊重した活発な意見交換が生まれます。

次ページが続きます:
【自己認識を高めて「自分らしさ」で勝負する】

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象