40代を襲う「急な体調不良」克服する5つのワザ なぜ男性的な人ほど「薬指」が長くなるのか?

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2.承認欲求を満たしてあげよう

テストステロンの別名は「勝利のホルモン」。社会的に成功したり、賭け事に勝ったり、欲しいものを手に入れたり、新しいことに意欲的に取り組んだりするときには脳幹からドーパミンという神経伝達物質が分泌されますが、その分泌を促すのがテストステロン。

勝つばかりでなく褒められることでもテストステロン値は簡単にアップします。もしかすると、だからこそ人はみな褒められること認められることに快感を覚えるのかもしれませんね。仕事仲間や生活のパートナーと積極的にお互いを褒め合うようにしましょう。

3.睡眠不足と徹夜はやめよう

睡眠はテストステロンの維持に大きく影響します。7時間睡眠に比べて4〜5時間睡眠ではテストステロン値が如実に低下。アメリカ医学協会では睡眠不足が1週間続くと、テストステロン値が最大15%低下することが報告されています。

睡眠不足による活性酸素の発生が精巣に与える影響も大きいようです。最低でも6時間の睡眠時間は確保しましょう。

もちろん「運動」も大事!

4.ほどよい有酸素運動を楽しもう

運動がテストステロンの分泌を促すことは古くから知られていますが、どんな運動でもそうした作用が期待できるかと言えばNO!

有酸素運動の場合、テストステロン値は上昇するものの、運動中にピークを迎え、運動後には平常時のレベルに落ち着きます。いまのところ、テストステロンのベースラインを引き上げるかどうかはわかっていないのです。

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長くても1時間程度の適度なレベルであれば、テストステロンは増えます。ただし有酸素運動の強度や総量が多すぎると、かえってテストステロン値は低下することがわかっています。ジョギングやランニングはほどほどに楽しみましょう。

5.戦略的な筋トレを定期的に行おう

5カ条の中でもっとも優秀なのが、筋力トレーニング。筋トレは有酸素運動と違って、運動後も上昇したテストステロン値を比較的長くキープできることがわかっています。負荷とインターバルの調節をして戦略的に実施していきましょう!

弘田 雄士 スポーツトレーナー

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ひろた ゆうじ / Yuji Hirota

1976年東京都出身。スポーツトレーナー、コンディショニングコーチ、鍼灸師。日本大学を卒業後、オハイオ州立大学トレド大学にて運動科学を専攻。米国MLB傘下3Aチームにて野球におけるコンディショニング・トレーニングの経験を積む。2015年、ラグビーのトップリーグチーム・近鉄ライナーズのヘッドコンディショニングコーチに就任。2018年からは社会人ラグビーチーム・清水建設ブルーシャークスのコンディショニングコーチを務めるとともに、日本大学のハイパフォーマンスディレクターとして、ラグビー部を中心に、駅伝やサッカー部のトレーニングプログラムを管理している。

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