東大の入試問題を「初見」でもラクに解くコツ

知らないことは「似た事柄」に置き換え考えよう

「未知の問題」を解くコツをご紹介します(写真:zak/PIXTA)
入試改革が進み、「読解力」「思考力」「表現力」といった力が必須となっている昨今、教科書に載っている基本的な知識を使い、考えることを要求する問題も出題される傾向にあります。
こんなとき、「見たことがない問題だから解けない」「どこから手をつけていいかわからない」となる子も多いかもしれませんが、人気の国語教室を運営する善方威氏によると、「初見」の問題でも知っている知識をうまく“スライド”させて考えることで解けるケースがほとんどだといいます。「未知の問題」をどう解くか? そのコツを紹介します。
※本稿は『全試験対応! わかる・書ける・受かる 超思考力』より一部抜粋・編集したものです

学校で習った知識だけでは対応できない

2020年度から小学校で始まった新しい「学習指導要領」では、これまでの知識や技能に加えて、「思考力・判断力・表現力」や「学びに向かう力・人間性」を育てることが大きな柱として示されました。

また、2021年1月に実施された「大学入学共通テスト」では、思考力を問う問題が一定数出題されました。しかし、このような思考力を重視する傾向は、すでに東京大学の入試問題などではおなじみです。

具体的に解説するために、実際の入試問題を一緒に見てみましょう。
以下、東京大学の日本史で出題された入試問題を要約してお示しします。

<問題>
松前藩は、江戸時代にアイヌとの交易権を幕府に認められていた。それはなぜか。
(東京大学 日本史 平成16年 類題)
次ページ解答例は?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • iPhoneの裏技
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 岐路に立つ日本の財政
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
人望のない人は「たった一言」が添えられない
人望のない人は「たった一言」が添えられない
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
30~40代でも起こりうる『孤独死』の過酷な実態
30~40代でも起こりうる『孤独死』の過酷な実態
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
漂流する東芝<br>舵取りなき12万人の悲運

再出発したはずの東芝の漂流が止まりません。再建請負人の車谷暢昭社長が電撃辞任。緊張感が増すファンドとの攻防や成長戦略の構築など課題は山積しています。従業員12万人を超える巨艦企業はどこに向かうのでしょうか。

東洋経済education×ICT