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西野七瀬と千葉雄大「リアルな夫婦」演じるワケ 日中共同プロジェクトで作る「ホットママ」

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『東京女子図鑑』はAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマとして2018年から配信開始され、日本だけでなくアジアでも話題になりました。中国では『北京女子図鑑』『上海女子図鑑』とリメイク版が作られるほどの人気ぶり(現在、Amazonプライム・ビデオで配信中)。世間的な抑圧から解放された潔い内容に共感したアジア女性が多かったのです。実はこの『東京女子図鑑』のような「強い女性主人公」を描く原作を求め、『ホットママ』が作られたというのです。

国境を越えるテーマが必要だった

「国境に関係なく共感しやすい題材として、仕事、恋、オシャレ、育児があります。これらの要素を含む原作を探していたところ、すべてにフォーカスする『ホットママ』にたどり着きました。日本のドラマにあるようでなかった内容でした。私と同じように漠然とした不安を抱えるアジアの女性たちにエールを送りたかったこともきっかけのひとつにありました」

そう話すのは、企画した電通コンテンツビジネス・デザイン・センター所属の張瞳プロデューサーです。

国境を越えるテーマが必要だったのは、アジア全域の視聴者をターゲットに日本と中国の同時展開を視野に入れて進められているビジネスモデルだからです。『LINEの答えあわせ〜男と女の勘違い〜』(主演・古川雄輝)、『東京男子図鑑』(主演・竹財輝之助)に続く、3弾目の日中共同プロジェクトドラマとして『ホットママ』が作られています。企画段階から組んでいた中国の大手配信プラットフォーム・bilibiliでも日本と同時期に配信開始されました。

これまでの流れとの違いと言えば、中国で過去に大ヒットした作品をリメイクしたことにあります。日本でも話題になった中国歴史ドラマ『宮廷の諍い女』でブレイクし、中国版の『家売るオンナ』にも主演したスン・リーの代表作のひとつとして知られる連続ドラマ『辣媽正傳』をリメイクしています。中国国内での知名度とアジアの幅広い地域で成功した実績を売りに、日本版としてアレンジされているのです。

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【「日本ならではの結婚観や育児環境を取り入れました」】

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