今回歩いたのは、「芸能人の街」というイメージが強い中目黒。今や日本のトレンド発信地だが、住民たちは「そんなおしゃれタウンじゃないし、意識の高い街でもないんだけどな……」と戸惑いがちだという。このギャップはなぜ生まれたのだろうか。
「芸能人の街」というイメージはどこから?
「中目黒に住んでいると話すと、『セレブだね』『家賃高そうで住めない』と言われる。でも、路地裏には古いアパートもあるし、たまにネズミも見かける。芸能人は確かにいるけれど、普通に犬を散歩させている。ここは特別な場所ではなく、ただの便利な生活圏ですよ」
──そう語るのは、中目黒在住の担当編集K氏だ。
中目黒といえば、目黒川の桜並木を背景にしたドラマ、洗練されたセレクトショップ、そしてLDHをはじめとする芸能事務所がひしめく“キラキラした街”というイメージが強い。筆者も、一般人には敷居の高い場所だという偏見を持っていた。
しかし、一歩路地に入れば、年季の入った赤提灯や、謎のたぬきのオブジェが鎮座する商店街が残っている。メディアが映し出す「キラキラしたナカメ」と、住民が感じる「生活感あふれる実像」には、少なからずギャップがありそうだ。


















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