新入社員は「Excelを覚える」が即戦力の近道だ 早く上達できるコツは「短期間で一気に学ぶ」
4月から会社で働き始める新社会人にとって、マイクロソフト社の表計算ソフト「Excel」は、「まずは使い方を覚えておきたいソフト」の筆頭だ。
『週刊東洋経済』は3月29日発売号で「Excelデータ分析術」を特集。データ分析に使える関数やグラフ作成術、仕事の効率化につながるティップスなどさまざまな機能やノウハウを紹介している。
利用頻度が最も高いソフト
ジャストシステムが毎年、会社員を対象に行っている「業務標準化に関する実態調査」の2020年版の結果によると、業務で利用するソフトは、Excel 73.0%、Word 65.3%、PowerPoint 44.6%の順になっている。
ただ「最も利用頻度が高い業務ソフト」に絞るとExcelが70.3%で、Word(14.5%)やPowerPoint (7.3%)以下を圧倒している。デスクワークが基本の仕事であればほぼExcelを使うことが必須といえるだろう。
なぜ、Excelを使うかというと、ビジネスの現場では、お金や商品の数量など数字を扱うことが日常茶飯事。それらの計算や集計に表計算ソフトが欠かせないからだ。
実際、「パソコン教室わかるとできる」が2016年に実施した調査によると、Excelの用途のトップは「データ分析」で、以下、「見積書、請求書の作成」「業務報告書の作成」「売り上げ管理」「発注書、納品書の作成」と続く。
新社会人にとって、この普段から使うことになるExcelのスキルを早くから身に付けておけば、先輩社員から評価も高まる。即戦力と認められるには、Excelのマスターが近道だ。
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