見た目も若返る「インナーマッスル」の鍛え方 仕事のパフォーマンスアップにもつながる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

“ほぐピラ”は、硬くなっている筋肉や筋膜をほぐしながら、同時にピラティスの動きで、弱っているインナーマッスルを鍛えていくメソッドです。中でも、見た目の若返りを目指す人におすすめなのが、“背中ほぐピラ”や“肩甲骨ほぐピラ”“鎖骨下ほぐピラ”です。

硬く縮んでいる首や背中、胸のアウターマッスルをほぐしながら、首の板状筋や、背中の脊柱起立筋や多裂筋、肩甲骨の間の菱形筋、腹斜筋、腹横筋などのインナーマッスルを目覚めさせて正しく使われるように鍛えていきます。

それによって、前に出ていた頭が正しい位置に戻って、頸椎と背骨の正しいカーブが蘇り、椎間板にスペースも生まれるので、姿勢が整って身長が伸びます。

また、頸椎と背骨のつながりが正しくなることで、頭蓋骨と肋骨、骨盤が、呼吸とともに正しく開いたり、閉じたりするようになります。すると、固まっていた頭皮がほぐれて、頭全体が引き締まってスッキリした小顔にもなり、見た目年齢が格段に若返るのです。

見た目年齢も若返る

今回は、おすすめの3つの「ほぐピラ」のうち、2つをご紹介。ほぐピラをするときに必要なのは、市販の突起がついた筋膜リリース用のローラー。ない場合は、ラップの芯や、丸めた雑誌にフェイスタオルを2枚重ねて巻きつけ、ゴムで強めに留めると凹凸ができるので、それを使って行ってもOKです!

肩甲骨ほぐピラ

後頭部の半分までローラーがあたるように背骨に沿って縦に置く。

(1)ローラーを縦に置き、ローラーの上に背骨があたるように上体をのせる。両腕を横に広げ、お尻を上げ、左右に10秒、体を揺らす。

ローラーが頭まで届かない場合は、頭の下にローラーと同じ高さに重ねたタオルを置く。

(2)1で心地いいと感じた位置で動きを止め、腕を上から横に大きく円を描くように10回回す。肩甲骨が動くのを感じながら行う。

次ページ仕事の効率もアップ
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事