今が旬!「腸にいいキャベツ」最高の食べ方4秘訣 「食物繊維」も豊富で「腸活効果」がアップ!

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最後は、付け合わせで気軽に追加できる腸活効果抜群の「生キャベツ」です。

一番の「煙突掃除人」は「生キャベツ」

【4】生でたくさん食べられる「せん切りキャベツ」
腸の汚れを落とす効果が高いのは生野菜です(写真:Diziano/PIXTA)
【主に含まれる食材】
キャベツ(スロー)★腸活スーパーフード
【組み合わせOKなおかず】
・とんかつ(スロー)
・エビフライ(スロー)
・ジャガイモコロッケ(スロー)
・豚の生姜焼き(スローとニュートラル)など

食材を加熱するときには「蒸す」のが一番ですが、「腸の汚れを落とす」効果がさらに高いのは「生野菜」。「アダムスキー式腸活法」では、野菜は「かさが大きいほどよい」とされており、「加熱によりかさが減っていない生野菜が一番」といわれています。

食物繊維の豊富な野菜は、生でたくさん食べると消化管の汚れを落とす「煙突掃除人」の働きをしてくれると「アダムスキー式腸活法」では考えられているのです。かんたんなのに腸をきれいにしてくれるなんて、うれしいことづくめですよね。

「せん切りキャベツ」は定食の付け合わせによく出てきますが、「とんかつ」や「生姜焼き」といったほとんどのおかずは「スロー」もしくは「ニュートラル」安心してキャベツと組み合わせることができます。今の時期なら、生でおいしい春キャベツを「サラダ」にするのもおすすめです。

キャベツだけでなく「旬の食材」で腸活を!

今がおいしいキャベツですが、「旬のものを食べれば、消化もうまくいく」とアダムスキー博士は話しています。その場所で育ったものを、その場所の気候に合ったタイミングで食べるのは、消化にとってもよいことなのだそうです。

旬の野菜は、価格が安くて味が濃いだけでなく、栄養価も高くなっています。みなさんも「アダムスキー腸活法」を参考にしながら、「旬の食材」を「正しい組み合わせ」で食事に取り入れることで、腸から健康を手に入れるようにしてみてください。

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

森 敦子 翻訳家

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もり あつこ / Atsuko Mori

東京外国語大学イタリア語専攻卒業。アパレル企業勤務を経て翻訳の道へ。現在は書籍およびビジネス文書のイタリア語翻訳を行いながら、フリーランスでイタリア語を教える。

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