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五輪「蔑視演出」、ここまで大炎上した本質理由 今こそ必要な「嫌われない力」を磨く秘訣は?

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  • 岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師
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特に広告業界は「クライアント→広告会社→下請け」といったヒエラルキー意識があり、クライアントにはおべっかを使うが、下請けには厳しいという「身分社会」の側面が根強く残っています

長年、「カリスマ」と崇め奉られ、「エラそうに口をきいて当たり前」という意識になってしまってもおかしくはありません。

「嫌われない力」とは「周りを好きになる力」

こうした閉塞的な時代だから、「ブレストひとつできない」「もう口をつぐんでしまうしかない」とあきらめてしまうのは早計です。

「水平的な情報流通」と「共感」をベースとしたSNS時代には、上から一方的に支配・指示する「教官型」のコミュニケーションは機能しません。強権的な物言いは、まさに、今回のように、SNSなどで、あっという間に「さらされて」しまいます。

それよりは、人々の気持ちを理解し、寄り添い、相手と同じ目線に立ち、その力を引き出す「共感型」のリーダーシップが求められているのです。

スタンフォード大学の研究者が2500人の高校生の人気度を調べたところ、最も好かれた人は「最も見た目がいい人」でも「運動ができる人」でも「インスタのフォロワーの数が多い人」でもありませんでした。

最も人気があったのは、「ほかの人のことを気にかけ、好意を持って接する人」だったのだそうです。

「嫌われない力」とは、実は「嫌われないようにしよう」「好かれよう」と無理することではなく、「謙虚さを忘れず、周りの人を思いやり、好きになる力」ということなのです。

今、人気を集める芸人や芸能人を見ると、「敵を作らない癒し系」が目立ちます。彼らのコミュニケーションの秘訣は、「自分がどう見られるか」「どう思われるか」を気にするのではなく、相手に「関心」を持ち「敬意」を持ち「好意」を持つということに尽きるでしょう。

「冷たくても、デキる人」を目指すより、「温かみがあって、デキた人」。これが、世知辛い時代をしなやかに生き抜く「嫌われない人」の姿であり、それこそが今求められている「話し方」と「コミュニケーション」の本質なのです。

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