10社に携わる「複業ワーカー」驚く時間の作り方 元インスタ日本事業責任者がたどり着いた境地

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24時間の時間割を作っていただいたところ、驚くほど小刻みに切り替えを行っていることが見て取れる(写真:中田陽子〈Maettico〉)

「1日の中で、1時間同じことを続けていることは基本的にないですね。メールを打ったらプラモデルを作って、資料を作ったらトレーニングして……という感じで、仕事と休憩を10分、20分おきに繰り返しながら過ごしています。はたから見たら、めちゃくちゃ落ち着きがないですよ(笑)。

仕事をした後に自分の好きなこと、やりたいことをすると、いったんリセットされるんですね。空っぽになる感覚。だから嫌なことがあっても引きずらないし、すぐに忘れます。どうせ忘れるなら、すぐ忘れたほうがいいじゃないですか。合計すると、けっこうな時間を仕事に使っているんですけど、間にリセットを挟むことでその都度空っぽになるから、結果、仕事もいい時間に変えることができていますね」

2階の踊り場には、トースターやケトルなどが置かれたキッチンスペースが。起床して、1階のキッチンまで降りることなく朝食を食べられる(写真:中田陽子〈Maettico〉)

気分転換でパフォーマンス向上も

長瀬さんは、以前勤めていたインスタグラムやFacebookでも、オフィスの中にあるリラクゼーションスポットで頻繁に気分転換していたそう。そして、そういう時間をもつことは、社員たちのパフォーマンスを向上させるうえで大切と語ります。

一日で最も過ごす時間が長いトレーニングルーム(写真:中田陽子〈Maettico〉)

「トレーニングに使っている部屋がいちばん便利ですね。筋トレの合間に仕事したり、横になって漫画を読んだり、プラモデルを作ったり。やりたいことが全部ここでできるので。いつも好きなことしていたいじゃないですか。男の子ってそうでしょ?(笑)」

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