10社に携わる「複業ワーカー」驚く時間の作り方 元インスタ日本事業責任者がたどり着いた境地

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最近のお気に入りという、バング&オルフセン×リモワのヘッドホン。いい音で音楽を聴くのにハマっているそう(写真:中田陽子〈Maettico〉)
サーヴェロ社製のロードバイクで街を走ることも、気分をリセットするのに役立っている(写真:中田陽子〈Maettico〉)

次世代エネルギー、再生医療、アパレル、ラジオと、あらゆる業態の仕事をこなす長瀬さんにとって、頭の切り替えは必須。ただそれ以上に、自分の欲求や思いつきに対して即行動できるような家づくりを徹底していることがうかがえます。

一日一日をすべていい時間にするために

「僕は、一日一日をすべていい時間にするために、やりたいことしかやらない主義。好きな人にしか会わないし、本も読みたい部分しか読まない(笑)。仕事でも、うまくいっている案件をいつも優先しています。10社抱えているうち、大体3社か4社は進みが遅かったりしますが、いったん寝かせてみるのも手です。

世の中、自分ひとりで解決できないこととか、どうしようもないことが多すぎるじゃないですか。そこはタイミングを待つしかないし、寝かせとくしかない。で、やりたい仕事だけやっているうちに、自然とトラブルが解決したり、他の仕事からアイデアを得て解決につながったりするんです」

パラレルワーカーとして仕事を回していくうちに、試行錯誤しながらこういうスタイルになっていったそう。あるときから“やれることしかできない”といい意味での諦めがついたのだとか。

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